いつの間にか溜まったものを整理しています。
旧暦に従って、小さな所から整理整頓です。
雪まつりやオリンピックなど冬の祭典真っ盛り、そして風邪やインフルエンザも大流行…。
人混みを避けて家の中で活動しています。
布の整理に差し掛かると、ふと手が止まって空想の世界に誘われます。
ついつい何かになりそうだ…ならないことが多かったのですが…我が家へやって来た布たち。
紙も好きですが布も好きなので、いつの間にか戸棚に収まらないようになってきます。
その中でも、古すぎないアンティークのものに惹かれます。
大正時代以降に流行したという錦紗。
「錦紗縮緬の略称で、金紗とも書きます。
絹織物の一種で、普通の縮緬よりも、しぼが細かくて滑らかで光沢があります。
経糸に細い生糸を用い、緯糸に右撚り、左撚りの強撚糸を交互に織って練り上げたもので、着尺、羽尺、裏地などとして使われます。
ごく薄地のものは裾回しなどに用いられます。」(きもの用語大全より)
昔、どこかのお店でいつものように眺めていると、これが錦紗って言うのよとお店のお婆さんが教えて下さいました。
薄くてつるっとしているけれど、手に馴染んで図柄が可愛い…。
それから、可愛い錦紗が少しづつ集まって来ました。
目的もなく集まって来たのですが、最近は形にする方法が解かって来たので少しづつ頭の中で想像しています。
まだ海外との繋がりもあまりない時代、どうしてこのような図柄が出て来たのかと不思議です。
お花などは解かっても、それ以外の模様は何なのか…アクセサリーなのか、何かの部品なのか。
ちらりと見た何かから、連想されたものなのか。
そんなことを考えながら、何に生かそうかと考えている時間は楽しいものです。
古過ぎず、新し過ぎず、その時代の香りが漂って来るもの。
何だかモダン。
お篭りの時期には、丁度良いお題が与えられたようです。
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- 2018/02/11(日) 16:54:15|
- はなこの壷
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